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メルセデス・ベンツ W124 ( リダイレクト:メルセデス・ベンツ・W124 ) : ウィキペディア日本語版 | メルセデス・ベンツ・W124[めるせですべんつだぶりゅー124]
W124/S124/C124/A124は、メルセデス・ベンツのミディアムクラス、初代Eクラスを指すコードネームである。頭文字のW”はセダン、“S”はステーションワゴン、“C”はクーペ、“A”はカブリオレを表す。 == 初代 W124/S124/C124/A124 (1985年-1995年/1985-1993年:ミディアムクラス) ==
W123型の後継車にあたる。ボディは4ドアセダン、5ドアステーションワゴン、2ドアクーペ、2ドアカブリオレ、6ドアリムジンが存在した。機構的にはW201型 (190E)のサイズと全長を大型化したもので、台形の小ぶりなテールランプが特徴。リアサスペンションは長らく続いたセミトレーリングアーム式から190Eで開発されたマルチリンク式に変更されている。フラッシュサーフェイス (外板の平滑化) が推し進められた結果、メルセデス市販車では史上初となる0.29のCd値となった。 当時、日本ではバブル景気だったこともあって大量に輸入され、正規輸入車・並行輸入車ともにバラエティに富んでいる。例としては、ヤナセより1989年、1991年に発売された260Eのロングホイールベース車がある。これは定員8名の6ドアのリムジンであるが、単にホイールベースを延長したものではなく、メルセデス・ベンツ本社がホワイトボディ (車体構造を形作る段階のもの) より製作しリムジンの懸念材料である剛性低下を抑えていた。 「最善か無か」の時代に作られた最後のミディアム・クラスとして現在でも人気は高くW124を中心に扱う中古車販売店も存在するが、生産終了から相当の年数が経過していることもあり良好な個体は減少している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メルセデス・ベンツ・W124」の詳細全文を読む
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